小安峡(読み)オヤスキョウ

デジタル大辞泉 「小安峡」の意味・読み・例文・類語

おやす‐きょう〔をやすケフ〕【小安峡】

秋田県南東部にある峡谷。皆瀬川上流急流が小安岳(標高1292メートル)を浸食してできた深い谷。紅葉や上流にある大噴湯が有名。栗駒国定公園一部

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「小安峡」の意味・わかりやすい解説

小安峡
おやすきょう

秋田県南東部、湯沢市皆瀬(みなせ)を西流する皆瀬川の峡谷。上流の桂沢(かつらざわ)から寄合畑(よりあいはた)までの約5キロメートルの間には、不動の滝や甌穴(おうけつ)群、小安温泉(小安峡温泉)、大湯温泉、大噴湯、皆瀬ダム人造湖などがあって、紅葉のころはすばらしい。栗駒(くりこま)国定公園の一部。国道398号が川に沿って走り、JR奥羽本線湯沢駅からバスの便がある。

[宮崎禮次郎]


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