デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山杉渓」の解説 小山杉渓 おやま-さんけい 1819-1896 江戸後期-明治時代の蘭学者。文政2年生まれ。江戸昌平黌(しょうへいこう)で儒学をおさめ,のち箕作阮甫(みつくり-げんぽ)に蘭学をまなぶ。嘉永(かえい)5年越後(えちご)(新潟県)高田藩につかえ,藩校修道館でおしえた。「雷撃銃略記」などの砲術書を翻訳した。明治29年4月1日死去。78歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。名は尚陶。字(あざな)は猶存。別号に三逕。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例