小恵(読み)しょうけい

精選版 日本国語大辞典 「小恵」の意味・読み・例文・類語

しょう‐けいセウ‥【小恵】

  1. 〘 名詞 〙 少しばかりの恩恵。わずかなめぐみ。
    1. [初出の実例]「群居終日言不義 好行小恵(セウケイ)難矣哉〔衛霊公篇〕」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐荘公一〇年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「小恵」の読み・字形・画数・意味

【小恵】しよう(せう)けい

わずかの恵み。〔左伝、僖二十八年〕陽(漢水の北)の(しよき)(姫姓国)、楚、實に之れを盡せり。小惠を思ひて大恥れんや。戰ふに如(し)かず。

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