小悪尉(読み)こあくじょう

精選版 日本国語大辞典 「小悪尉」の意味・読み・例文・類語

こ‐あくじょう【小悪尉】

  1. 〘 名詞 〙 能面一つ。恐ろしい老人の面。異邦人的な大悪尉に対して小ぶりな表情日本人的な表情をあらわし、目に金具が入れられ、まわりは朱で色どられている。現在は宝生流で使用し「張良」「寝覚」などに用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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