小惑星の探査

共同通信ニュース用語解説 「小惑星の探査」の解説

小惑星の探査

小惑星は46億年前に太陽系ができたころ地球などの惑星になりきれなかった名残とされ、太陽系の成り立ちを詳しく知る手掛かりになる。地球の生命材料や海の水は、地球に衝突した小惑星からもたらされたとする見方があり、探査の対象として注目されている。探査機「はやぶさ」は小惑星イトカワを調べ、2010年に世界で初めて小惑星の岩石を地球に持ち帰った。米航空宇宙局(NASA)も探査機「オシリス・レックス」を開発し、小惑星ベンヌに派遣。日本は現在、探査機「はやぶさ2」で小惑星りゅうぐうを観測している。(ワシントン共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android