小手調(読み)こてしらべ

精選版 日本国語大辞典 「小手調」の意味・読み・例文・類語

こて‐しらべ【小手調】

  1. 〘 名詞 〙 本芸にはいる前に、調子を整えるためちょっとためしてみること。事前調整のため軽くする練習。小手固め。小手定め。小手試し
    1. [初出の実例]「手品師は小手調(コテシラ)べに二つ三つ器用な手品を見せた」(出典茶話(1915‐30)〈薄田泣菫手品師蕃山)

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