小手調(読み)こてしらべ

精選版 日本国語大辞典 「小手調」の意味・読み・例文・類語

こて‐しらべ【小手調】

  1. 〘 名詞 〙 本芸にはいる前に、調子を整えるためちょっとためしてみること。事前調整のため軽くする練習。小手固め。小手定め。小手試し
    1. [初出の実例]「手品師は小手調(コテシラ)べに二つ三つ器用な手品を見せた」(出典茶話(1915‐30)〈薄田泣菫手品師蕃山)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android