小杉三ヶ村(読み)こすぎさんがむら

日本歴史地名大系 「小杉三ヶ村」の解説

小杉三ヶ村
こすぎさんがむら

[現在地名]小杉町三ヶ

小杉新町の西、下条げじよう川左岸に位置し(一部は右岸)北陸街道が通る。東は小杉新町のほか戸破へわり村に接し、北は今開発いまかいほつ(現大島町)稲積いなづみ村など、西は本田ほんでん(現大門町)など、南は橋下条はしげじよう村。単に小杉村ともいい、また江戸時代初期には小杉町とも称した。正保郷帳によると高一千二一四石余、田方六〇町七反余・畑方二〇町二反余、ほかに新田高一二七石余。明暦(一六五五―五八)から万治(一六五八―六一)にかけての頃、当村と戸破村の村地の一部(計一万七九〇歩)が割かれて小杉新町が成立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android