小林俊三(読み)コバヤシ シュンゾウ

20世紀日本人名事典 「小林俊三」の解説

小林 俊三
コバヤシ シュンゾウ

大正・昭和期の弁護士 元・最高裁判事。



生年
明治21(1888)年6月3日

没年
昭和57(1982)年6月3日

学歴〔年〕
東大法学部〔大正3年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和39年〕

経歴
昭和14年第二東京弁護士会会長、大日本弁護士会連合会常務理事などを経て22年12月東京高裁長官。26年10月、最高裁判事に就任。33年6月に定年退官。同年12月から2年間、日本法律家協会会長を務めた。最高裁判事としては、初めて刑法にいう「わいせつ」の定義をし有罪とした「チャタレイ事件」の大法廷判決に関与した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林俊三」の解説

小林俊三 こばやし-しゅんぞう

1888-1982 大正-昭和時代の弁護士,裁判官
明治21年6月3日生まれ。昭和14年第二東京弁護士会会長。16年ゾルゲ事件で尾崎秀実(ほつみ)の官選弁護人戦後東京裁判松岡洋右(ようすけ)の弁護人をつとめた。22年東京高裁長官,26年最高裁判事となり,チャタレイ裁判などにかかわった。33年日本法律家協会会長。昭和57年6月3日死去。94歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「私の会った明治の名法曹物語」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小林俊三」の解説

小林 俊三 (こばやし しゅんぞう)

生年月日:1888年6月3日
大正時代;昭和時代の弁護士;裁判官。最高裁判事;日本法律家協会会長
1982年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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