20世紀日本人名事典 「小林六造」の解説 小林 六造コバヤシ ロクゾウ 大正・昭和期の細菌学者 慶応義塾大学名誉教授。 生年明治20(1887)年3月25日 没年昭和44(1969)年1月29日 出生地山口県 学歴〔年〕京都帝大医科大学〔大正2年〕卒 学位〔年〕医学博士〔大正11年〕 主な受賞名〔年〕浅川賞〔昭和10年〕「連鎖球菌の溶血性、分類」 経歴大正3年北里研究所助手、副部長、11年欧米留学、13年慶大医学部教授。昭和12年北里研究所部長、理事、副所長兼任。22年国立予防衛生研究所長、30年国立癩研究所長、37年退任。破傷風、梅毒血清反応、連鎖球菌研究に業績。著書に「簡明臨床細菌学」「細菌の変異とバクテリオファージュ」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林六造」の解説 小林六造 こばやし-ろくぞう 1887-1969 大正-昭和時代の細菌学者。明治20年3月25日生まれ。大正13年慶大教授となり,のち北里研究所副所長を兼務。戦後,国立予防衛生研究所長,国立癩(らい)研究所長を歴任した。昭和10年連鎖球菌の溶血性および分類の研究で浅川賞。昭和44年1月29日死去。81歳。山口県出身。京都帝大卒。著作に「簡明臨床細菌学」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例