小気味(読み)コキミ

デジタル大辞泉 「小気味」の意味・読み・例文・類語

こ‐きみ【小気味】

多く小気味」「小気味悪い」などの形で)「気味」を強めていう語。

こ‐きび【小気味】

こきみ」の音変化。「小気味い」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小気味」の意味・読み・例文・類語

こ‐きみ【小気味】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 ) 気持心地。多く「小気味が好い」「小気味が悪い」の形で用いる。
    1. [初出の実例]「弱り居ながら小気味の好さに笑(ゑみ)を含みて」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉七二)

こ‐きび【小気味】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 ) =こきみ(小気味)

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