小気味好い(読み)コキミヨイ

デジタル大辞泉 「小気味好い」の意味・読み・例文・類語

こきみ‐よ・い【小気味好い】

[形][文]こきみよ・し[ク]行動ややり方などが鮮やかで気持ちがよい。「―・くストライクがきまる」「競争相手を―・くやっつける」
[派生]こきみよげ[形動]こきみよさ[名]
[類語]気持ちよい快い快感快楽心地よい痛快爽快壮快快適カンファタブルすがすがしいさわやか清新清爽晴れやか晴れ晴れさっぱり楽しいうはうはほくほく笑いが止まらない嬉しい喜ばしい欣快きんかい愉快嬉嬉きき欣欣きんきん欣然きんぜん満悦御機嫌朗らか明朗陽気明るい気さく快活楽天的上機嫌晴れ晴れしいぴちぴち生き生き活発からり根明ねあか心が躍る心が弾む心を躍らせる

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精選版 日本国語大辞典 「小気味好い」の意味・読み・例文・類語

こきみ‐よ・い【小気味好】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こきみよ・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. 物事の行なわれ方があざやかで、見たり聞いたりしていて気持が良い。また、見た目が引きしまっていて感じが良い。
    1. [初出の実例]「眉毛は小気味(コキミ)よく一文字に際立ち」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上)
  3. ( 相手の困ったり苦しんだりする様子などを見て ) いい気味である。なんとも痛快である。
    1. [初出の実例]「六郎平は迷惑さふに尻が下に置かれず〈略〉彦六右衛門小きみよく、『いや是六郎平、それはどふした言分』」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)四)

小気味好いの派生語

こきみよ‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

小気味好いの派生語

こきみよ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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