デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小永井小舟」の解説 小永井小舟 こながい-しょうしゅう 1829-1888 幕末-明治時代の儒者。文政12年生まれ。江戸で野田笛浦(てきほ)らにまなび,幕臣小永井家の養子となる。万延元年咸臨(かんりん)丸に公用方下役としてのりくみ渡米。維新後,一橋侯の侍読などをつとめ,東京で塾をひらいた。明治21年12月10日死去。60歳。下総(しもうさ)佐倉(千葉県)出身。本姓は平野。名は岳。字(あざな)は君山。通称は八郎。著作に「無絃琴」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例