小泉日慈(読み)コイズミ ニチジ

20世紀日本人名事典 「小泉日慈」の解説

小泉 日慈
コイズミ ニチジ

明治・大正期の僧侶 日蓮宗管長;身延山久遠寺法主



生年
天保12年1月15日(1841年)

没年
大正12(1923)年3月23日

出身地
加賀国(石川県)

経歴
宗寿寺の日観について得度、のち下総香取郡(千葉県)の中村檀林で学ぶ。のち三村日修・新居日薩に師事し、静岡県・蓮永寺の住職となる。明治10年談林寺を起こし、また甲府の稲門普通学校校長を務める。18年日蓮宗宗務監督、39年日蓮宗大学林林長を経て、42年身延山久遠寺法主、大正2年日蓮宗管長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小泉日慈」の解説

小泉日慈 こいずみ-にちじ

1841-1923 明治-大正時代の僧。
天保(てんぽう)12年1月15日生まれ。日蓮宗。下総(しもうさ)香取郡(千葉県)の中村檀林でまなぶ。のち三村日修,新居日薩(あらい-にっさつ)に師事し,静岡県蓮永寺の住職となる。明治18年宗務監督。39年日蓮宗大学林林長。42年身延山(みのぶさん)法主。大正2年日蓮宗管長。大正12年3月23日死去。83歳。加賀(石川県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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