小物成村(読み)こものなりむら

日本歴史地名大系 「小物成村」の解説

小物成村
こものなりむら

[現在地名]田主丸町まき

東牧村西牧村と屋敷地が接し、耕地も両村などと入組む(上三郡絵図)。本高は四一石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高六〇石・役高一二四石。享保一二年(一七二七)の夏物成は大麦七石七斗余・小麦四石二斗余・菜種二石一斗余(「本地夏物成帳」中村家文書)。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高一二六石、文化四年(一八〇七)畝付帳では開田一反余・本畑田五町六反余・畑田二畝余・畑二町七反余・居屋敷一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android