小玉川村(読み)こたまがわむら

日本歴史地名大系 「小玉川村」の解説

小玉川村
こたまがわむら

[現在地名]小国町小玉川

泉岡いずみおか村の南、飯豊いいで(二一〇五・一メートル)の北麓山間部にある。境域は玉川および支流うち川の最上流域を占め、西は越後国岩船いわふね郡。蒲生氏高目録帳に小玉川とみえ、高八八石余、村柄は中。正保郷帳では田高一〇七石余・畑高二一石余。元禄一二年(一六九九)の定書(泉岡文書)によれば、東方内川うちかわ山は当村の入会山であること、濁役は当村肝煎遠藤五郎右衛門が勤めることなどが認められた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android