小田中古墳群(読み)こだなかこふんぐん

日本歴史地名大系 「小田中古墳群」の解説

小田中古墳群
こだなかこふんぐん

[現在地名]鹿島町小田中

石動(せきどう)山系西麓部に所在する能登の代表的前期古墳群で、陵墓に指定されている親(しん)(新)王塚(のうづか)古墳と亀塚(かめづか)古墳からなる。親王塚古墳は崇神天皇皇子大入杵命墓として宮内庁の管理下にある。径約六五メートル・高さ約一四メートルの二段築成で、葺石を施す大型円墳とされるが、全長約七二メートルの帆立貝式古墳の可能性も高い。竪穴式石室とみられる埋葬施設はかつて盗掘に遭っており、現存する出土品としては三角縁波文帯三神三獣鏡(白久志山御祖神社神体)・鍬形石断片(宮内庁書陵部蔵)各一点であるが、三角縁獣文帯三神三獣鏡一面の出土も記録されている(石川県史蹟名勝調査報告)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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