最新 地学事典 「小田萌山」の解説
おだもいさん
小田萌山
Odamoisan
択捉島中部の太平洋岸,択捉焼山の東方に隣接する活火山。気象庁活火山名と同じ,別名はTeben’kov。南方のやや古い山体(別名Machekh)を覆う,基底直径が約3kmの新しい成層火山体(標高1,208m)。噴火の記録はなく,噴出物の絶対年代も報告されていないが,地形から判断して完新世の火山と考えられている。中腹には噴気地帯がある。択捉島中央部から,6,570~1,840y.B.P.の間の11層のテフラ層が見出された。これらは本火山を含めた択捉中央部の火山由来と考えられている。岩石は玄武岩および安山岩からなる。
執筆者:中川 光弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

