小番衆(読み)コバンシュウ

デジタル大辞泉 「小番衆」の意味・読み・例文・類語

こばん‐しゅう【小番衆】

室町時代将軍家・大名家などで主君側近勤番・宿直した者。小番

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精選版 日本国語大辞典 「小番衆」の意味・読み・例文・類語

こばん‐しゅう【小番衆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 室町時代、将軍家および大名家で、主人の側近くに仕える者。小番。
    1. [初出の実例]「今日於室町殿松囃習礼、是近習並小番衆沙汰也」(出典建内記‐永享一二年(1440)二月一一日)
  3. 中世寺院において、結番して門跡に勤務した僧。小番。
    1. [初出の実例]「宗兼都維那今日より加小番衆、自夜前参候了」(出典:大乗院寺社雑事記‐文正二年(1467)正月一一日)

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