小笠原牧(読み)おがさわらのまき

日本歴史地名大系 「小笠原牧」の解説

小笠原牧
おがさわらのまき

かやヶ岳南麓の小笠原付近にあった牧。応和元年(九六一)の貢馬が初見で、冷泉院領(後院領)であった(西宮記・北山抄)紀貫之の作とされる「都までなづけてひくはをがさはらへみのみ牧の駒にぞありける」(夫木抄)など、古歌に歌われることが多く、甲斐の歌枕の一つに数えられる(和歌初学抄・八雲御抄)。「後葉集」に僧都覚雅の歌「もえ出づる草ばのみかはをがさはら駒のけしきも春めきにけり」が載るなど、いずれも駒または馬を詠込んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む