新撰 芸能人物事典 明治~平成 「小笠原章二郎」の解説
小笠原 章二郎
オガサワラ ショウジロウ
- 職業
- 俳優 映画監督
- 本名
- 小笠原 長英
- 別名
- 別名=三善 英芳(ミヨシ エイホウ),楠 英二郎
- 生年月日
- 明治35年 7月26日
- 出身地
- 東京市 外代々幡(東京都)
- 学歴
- 学習院高等科〔大正10年〕卒
- 経歴
- 大正10年大正活映に研究生として入り、栗原トーマスに師事。12年に兄の創立した小笠原映画研究所に参加し、三善英芳の名で「行けロスアンゼルス」を第一回監督作品として発表。ほかに「金色夜叉」「男を磨け」「我は海の子」などを撮る。同研究所解散の後、昭和3年日活太秦に俳優として入社、楠英二郎と名乗った。「遠山桜金さん」で主役を演じ、6年に松竹下加茂に入社してから小笠原章二郎と改名、喜劇的時代劇を得意とした。主な主演作品に「ひやめしお旦那」「実録・小笠原騒動」「日本一の殿様」など。戦後フリーとなる。
- 没年月日
- 昭和49年 11月10日 (1974年)
- 家族
- 父=小笠原 長生(海軍中将・子爵),兄=小笠原 明峰(映画監督)
- 伝記
- なつかしい芸人たち 色川 武大 著(発行元 新潮社 ’89発行)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報