新潮社(読み)しんちょうしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

新潮社
しんちょうしゃ

1904年佐藤義亮が創立した文芸中心の出版社。佐藤は 1896年に新声社を創立し,雑誌『新声』を発行したが失敗。その経験をふまえて新潮社を創立し,同時に『新潮』を創刊。まもなく編集長に中村武羅夫を得て,『新潮』の文壇での地位が確立された。 1915年には「新潮文庫」を刊行しはじめ,円本合戦時代の 27年には「世界文学全集」で成功した。第2次世界大戦後の動きで特筆すべきことは 56年の『週刊新潮』の創刊で,雑誌社系週刊誌の第1陣として第1次週刊誌ブームの中心になった。 84年には写真週刊誌『FOCUS』を創刊,写真週刊誌ブームをつくり出した。カセット,ビデオ,CD-ROMなどの分野も手がける。年間売上高 305億円,資本金1億 5000万円,従業員数 551名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビル風

高層建築物の周辺でみられる、建物による風の乱れをいう。風向の変化のほかに風速の強弱によって表される。一般には、高層ビルの周辺で吹く強い風をさすことが多い。 風の強くなる場合として次の三つがある。(1)...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

新潮社の関連情報