小笹尾村(読み)おざそむら

日本歴史地名大系 「小笹尾村」の解説

小笹尾村
おざそむら

[現在地名]美山町大字三埜みつの

大野おおの一〇ヵ村の一。由良川の支流川谷かわたに川の右岸に位置する山間集落。上流(北)は川谷村、下流(南)岩江戸いわえど村。古代は「和名抄」に記す弓削ゆげ郷に属し、中世野々村ののむら庄の地。

慶長七年(一六〇二)幕府領、元和五年(一六一九)より丹波篠山藩領となる。元禄一三年(一七〇〇)丹波国郷帳によると、高三五・六六一石、旧高旧領取調帳では四四・七五二石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android