日本歴史地名大系 「小篠の宿」の解説 小篠の宿おざさのしゆく 奈良県:吉野郡天川村洞川村小篠の宿[現在地名]天川村大字洞川字小篠山上(さんじよう)ヶ岳から約四・五キロ熊笹の茂るなだらかな尾根道を進むと小篠である。大峯七十五靡六六番の行所で、古来修験の本山・当山両派の最極秘所といわれた所。標高一一一六メートル。丘陵上の台地にある大峯山(おおみねさん)寺の奥院である。創立は明らかでないが、役行者によって開かれ、聖宝の再興と伝える。畔田伴存の「吉野郡名山図志」に<資料は省略されています>とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報