行者堂(読み)ギョウジャドウ

デジタル大辞泉 「行者堂」の意味・読み・例文・類語

ぎょうじゃ‐どう〔ギヤウジヤダウ〕【行者堂】

行者がこもる堂。
えんの行者を祭る堂。

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精選版 日本国語大辞典 「行者堂」の意味・読み・例文・類語

ぎょうじゃ‐どうギャウジャダウ【行者堂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 行者の籠る堂。
  3. 修験道開祖役行者(えんのぎょうじゃ)をまつる堂。
    1. [初出の実例]「修験光明寺と云有。そこにまねかれて行者堂を拝す」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)黒羽)

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日本歴史地名大系 「行者堂」の解説

行者堂
ぎようじやどう

[現在地名]日光市山内 御堂山

二荒山神社脇から北へ滝尾たきのお神社の参道を約五〇〇メートル登った通称阿弥陀あみだ峰の南中腹にある。役小角を祀る。創建年代不詳。「堂社建立記」には天正三年(一五七五)桜本さくらもと房宗安が再興し、一坊三座で毎日行者講勤したが、元和年中(一六一五―二四)廃されたとあり、現在の建物はその後の再建と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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