小脳血管芽腫(読み)しょうのうけっかんがしゅ(その他表記)hemangioblastoma of the cerebellum; Lindau's disease

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小脳血管芽腫」の意味・わかりやすい解説

小脳血管芽腫
しょうのうけっかんがしゅ
hemangioblastoma of the cerebellum; Lindau's disease

小脳腫瘍の一種。約 80%は小脳半球に生じ,小脳虫部,第四脳室壁,まれにテント上にも発生する。約 10%は多発性で,ときに家族性に発生する。赤血球増加症や腹部臓器の腫瘍を合併する場合もある。血管芽腫は比較的経過の緩慢な良性腫瘍で,男性に多い。全摘出すれば根治可能であるが,部分摘出とか減圧術を行なったものには放射線療法を併用する。眼底の血管腫や腹部臓器の嚢胞を合併するものは,ヒッペル=リンドー病として知られている。

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