小舟町(読み)こぶなちょう

精選版 日本国語大辞典 「小舟町」の意味・読み・例文・類語

こぶな‐ちょう‥チャウ【小舟町・小船町】

  1. 東京都中央区日本橋の地名江戸町割ころは下舟(しもふね)町といい、享保五年(一七二〇)西隣の大船町(日本橋本町一丁目)に対して名付けられた。江戸時代は、鰹節・塩物問屋が多かった。こぶねちょう。

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関連語 国勢調査 なか

日本歴史地名大系 「小舟町」の解説

小舟町
こぶねちよう

[現在地名]函館市入舟町いりふねちよう

明治三二年(一八九九)に設けられた町で、函館港の改良工事による弁天べんてん台場地先埋立によってできた五町の一つ。なか町の西、たなごま町・山背泊やませどまり町の北に位置する。船入澗(現函館漁港)が設けられ、小さな漁船が出入りする所ということで、小舟町とした。明治三八年の戸数九八・人口四一七(伊藤鋳之助文書)。同四二年の町域面積は六千八九二坪(函館区統計)

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