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小袖海岸 コソデカイガン

日本の地名がわかる事典の解説

〔岩手県〕小袖海岸(こそでかいがん)


岩手県北東部、久慈(くじ)湾南東部の断崖(だんがい)海岸。海岸段丘を高さ約80mに達する海食崖(かいしょくがい)が縁どり、かぶと岩・つりがね洞などの奇勝が点在する。陸中(りくちゅう)海岸国立公園に属する。小袖集落は日本の海女(あま)習俗の北限地で、海女センターがあり実演がみられる。2011年(平成23)3月の東北地方太平洋沖地震による津波では大被害を受けた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

小袖海岸
こそでかいがん

岩手県北東部、久慈(くじ)湾に臨む海岸景勝地。久慈市の玉の脇(わき)から南部の小袖集落にかけては、段丘崖(がい)や、海水の侵食を受けた花崗(かこう)岩の岩礁、海食洞などの変化に富む岩石海岸をなし、1971年(昭和46)陸中海岸国立公園(2013年三陸復興国立公園に改称)に追加指定された。二子(ふたご)、大尻(おおじり)、小袖は磯(いそ)漁業や定置網による漁業集落で、磯漁に従事する女性たちの姿は『北限の海女(あま)』(水木洋子作)としてラジオドラマ(1958)になった。[川本忠平]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の小袖海岸の言及

【久慈[市]】より

…掘込み式3000トン岸壁の久慈港は,漁業基地,工業港として活用されているが,さらに外洋に1万5000トン岸壁の大型港湾の建設・整備が進められ,臨海工業都市を目指している。陸中海岸国立公園の北の玄関口にあたり,小袖海岸は日本の海女の北限の地として知られている。特産物に1813年(文化10)以来,相馬焼の技法をくむ小久慈焼がある。…

※「小袖海岸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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