小西春村(読み)こにし はるむら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小西春村」の解説

小西春村 こにし-はるむら

1767-1837* 江戸時代後期の歌人
明和4年1月生まれ。本居宣長(もとおり-のりなが)の次男。本居春庭(はるにわ)の弟。父に和歌をまなぶ。天明4年伊勢(いせ)津の薬種問屋小西家の養子となる。のち失明した兄の世話をし,また父を援助した。天保(てんぽう)7年12月18日死去。70歳。伊勢出身。幼名は恭次郎。通称は栄次郎,太郎兵衛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android