小西野々村(こにしののむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「小西野々村」の解説

[現在地名]広見町小西野々

広見川下流域の谷あいに位置する。北は小倉（おぐわ）村、南は岩谷（いわや）村に接する。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳（一六四八）の宇和郡の項に「小西野ノ村　柴山茅山、川有、村下ヲ流、井手不被上、日損所」と村名がみえ、灌漑に不利で、干害を受けやすい村であった。宇和島藩領。

太閤検地の石高は二〇一石二斗五升で、耕地面積の比率は田八二パーセント、畑一八パーセント。寛文検地の石高は七パーセント減少し、田六七パーセント、畑三三パーセントとなっている。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...