小谷心太郎(読み)コタニ シンタロウ

20世紀日本人名事典 「小谷心太郎」の解説

小谷 心太郎
コタニ シンタロウ

昭和期の歌人



生年
明治42(1909)年1月18日

没年
昭和60(1985)年6月18日

出生地
大阪市北区

主な受賞名〔年〕
日本歌人クラブ賞(第4回)〔昭和51年〕「宝珠

経歴
昭和7年「アララギ入会斎藤茂吉に心酔する。11年サイパン島へ赴任。大戦中は海軍に従軍し戦場詠を詠む。戦後は「アザミ」を経て「童牛」を創刊。評論集「短歌覚書」と歌集「宝珠」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小谷心太郎」の解説

小谷心太郎 こたに-しんたろう

1909-1985 昭和時代の歌人。
明治42年1月18日生まれ。東京帝大在学中の昭和7年「アララギ」に入会,斎藤茂吉に師事する。戦後は「新泉」「アザミ」にはいり,33年「童牛」を創刊。昭和60年6月18日死去。76歳。岡山県出身。歌集に「宝珠」(52年日本歌人クラブ賞),評論集に「短歌覚書」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android