小足立村(読み)こあだちむら

日本歴史地名大系 「小足立村」の解説

小足立村
こあだちむら

[現在地名]狛江市西野川にしのがわ一―四丁目・東野川ひがしのがわ二―四丁目・和泉本町いずみほんちよう二丁目・同四丁目

覚東がくとう村の北・東にあり、東は喜多見きたみ(現世田谷区)、北は大町おおまち村・入間いりま(現調布市)東西約七町・南北二町の細長い村である。村内は一面平坦で、畑七・田三の割合。川の分流用水として利用している(風土記稿)。寛永一六年(一六三九)に伊賀者の給知となり、同年に検地が施行され、「豊島郡小足立村」と記す検地帳(栗山家文書)が残る。田園簿に村名がみえ、田七三石余・畑四七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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