日本歴史地名大系 「小路谷村」の解説 小路谷村おろだにむら 兵庫県:洲本市小路谷村[現在地名]洲本市小路谷津田(つだ)村の南東、三熊(みくま)山の南麓から南東古茂江(こもえ)海岸に至り、南は掛牛(かけうし)山腹を経て内田(うちだ)村に接する。津名(つな)郡に属し、村域の大部分が丘陵で、洲本城の上(うえ)の城も当村のうちとなっている。津田村の枝郷で、正保国絵図に村名がみえ、高二五石余。ほかに小路谷村之内籠江(こもえ)村が記されるが高の記載はない。天保郷帳では高一六八石余。物部組に属した。反別戸数取調書によれば反別二六町一反余、高三三九石余ですべて蔵入地、ほかに瓦師清水理兵衛が二石余を与えられていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by