デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野寺鳳谷」の解説 小野寺鳳谷 おのでら-ほうこく 1810-1866 江戸時代後期の儒者。文化7年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩茂庭(もにわ)氏の家臣から藩校養賢堂指南役となる。学頭大槻習斎の指示により洋砲の鋳造,軍艦の建造の監督にあたった。のち三浦乾也(けんや)の協力をえて,洋式軍艦開成丸を完成させた。慶応2年4月13日死去。57歳。名は篤謙。字(あざな)は君鳴。通称は謙治,謙吾。著作に「開成丸航海日誌」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例