小金森村(読み)こがねもりむら

日本歴史地名大系 「小金森村」の解説

小金森村
こがねもりむら

[現在地名]鹿島町小金森

内浦街道に沿い、南西地獄谷じごくだに川を境に大町おおまち(現羽咋市)。文明一八年(一四八六)六月、聖護院道興が東国の修験者巡察の途次石動せきどう山に参詣するにあたり当地で休息し、「みちのくの山に花さくこかねもり此里まても種やまきけん」(廻国雑記)と詠んでいる。弘治三年(一五五七)のいわゆる弘治の内乱の際、七尾勢が敗退した犀木端よきばなの合戦の地と伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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