日本歴史地名大系 「小金沢村」の解説 小金沢村こかんざむら 千葉県:千葉市緑区小金沢村[現在地名]緑区小金沢町(こかねざわちよう)大金沢(おおかんざ)村の西にあり、椎名上(しいなかみ)郷に属した。寛永四年(一六二七)生実藩領となり、同五年の小弓領郷帳に村名がみえ、田九二石余・畑方二九石余。幕末まで同藩領。明治四年(一八七一)一〇石余が大金沢村から編入された(旧高旧領取調帳)。文禄四年(一五九五)西郷氏による検地と推定される検地帳(正徳五年写、石川家文書)では田七町三反余・畑三町九反余・屋敷三反余(屋敷筆数六)。文化四年(一八〇七)の年貢は一〇二俵余(鈴木家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by