日本歴史地名大系 「小間目村」の解説
小間目村
こまめむら
天正一七年(一五八九)の小間目七村地検帳によれば、小間目浦の検地面積一町一反余、すべて屋敷と畠で、屋敷数三九うち居屋敷二八。屋敷分は大半は水主屋敷であるが、林泉庵・海蔵庵寺・大明神・天神宮のほか「サンヤ屋シキ」(「浜中産屋やしき」、三代余)、「村キミ屋しき」(「明やしき」で「村キミ給」、一六代)などがみえ、また「天神ヤシキ」(「上ヤシキ」、五代余)には「名主小島新左衛門」が居住している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報