尖角岬(読み)せんかくみさき(その他表記)cuspate foreland

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「尖角岬」の意味・わかりやすい解説

尖角岬
せんかくみさき
cuspate foreland

海岸線にほぼ直角に突出した泥,砂または礫から成る三角形のとがった地形地表は比較的平坦で,内側潟湖 (→ ) を抱くこともある。別方向からきた沿岸流が,土砂を海岸付近に堆積して形成する。北アメリカ東岸のハッテラス岬東京湾に突出する富津岬などがこの例。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む