最新 地学事典 「尖角岬」の解説
せんかくみさき
尖角岬
cuspate foreland
砂浜海岸から数km以上も大きく張り出した,とがった先端をもつ大規模な岬。片側もしくは両側の海岸線が陸側に湾曲している。数十km間隔で並ぶことがある。海岸付近の波や流れによって砂や礫が長い距離にわたって移動して堆積したもの。反対方向からのびた砂嘴や砂堤の合流,または尖角州の成長などによって形成される。米国の大西洋岸にはこのような尖角岬が広く分布し,Cape Hatterasはその好例。日本では東京湾の富津岬,北海道駒ガ岳北麓の砂崎がその例。
執筆者:茂木 昭夫・公文 富士夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

