尚友(読み)ショウユウ

デジタル大辞泉 「尚友」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ゆう〔シヤウイウ〕【尚友】

《「孟子」万章下から》昔の書物を読んで、すぐれた古人を友とすること。

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精選版 日本国語大辞典 「尚友」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ゆうシャウイウ【尚友】

  1. 〘 名詞 〙 書物を読んで、その書物の作者や、その書物に現われる古代賢人を友とすること。また、その友。
    1. [初出の実例]「書策中之古人独非尚友哉」(出典:惺窩文集(1627頃)続・三・答姜沅)
    2. [その他の文献]〔孟子‐万章・下〕

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普及版 字通 「尚友」の読み・字形・画数・意味

【尚友】しようゆう(しやういう)

古人を友とする。〔孟子、万章下〕天下善士を友とするを以て未だ足らずと爲し、古の人を論す。其の詩を(しよう)し、其の書を讀み、其の人を知らずして可ならんや。是(ここ)を以て其の世を論ず。是れ友なり。

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