勤倹尚武(読み)キンケンショウブ

デジタル大辞泉 「勤倹尚武」の意味・読み・例文・類語

きんけん‐しょうぶ〔‐シヤウブ〕【勤倹尚武】

勤倹で、武勇を尊ぶこと。

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精選版 日本国語大辞典 「勤倹尚武」の意味・読み・例文・類語

きんけん‐しょうぶ‥シャウブ【勤倹尚武】

  1. 〘 名詞 〙 勤勉倹約で武勇を尊ぶこと。
    1. [初出の実例]「勤倹尚武の建議は予定の如く昨日貴族院に於て花々しき論戦ありたり」(出典:東京日日新聞‐明治二四年(1891)一二月一五日)

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四字熟語を知る辞典 「勤倹尚武」の解説

勤倹尚武

仕事に励み、むだづかいをせず、武勇を尊ぶこと。

[使用例] 勤倹尚武国粋保存を標語とした一派は[徳富蘆花黒潮|1902~05]

[使用例] 「勤倹尚武」という成語くらい、無意味を極めているものはない[芥川龍之介侏儒言葉|1923~27]

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