尺八池(読み)しやくはちいけ

日本歴史地名大系 「尺八池」の解説

尺八池
しやくはちいけ

[現在地名]北区大宮釈迦谷

氷室(ひむろ)旧道の東側、釈迦谷(しやかだに)山と薬師(やくし)山の間にある灌漑用水池。周囲約四町余。池名は、並列する水樋が尺八の穴のようであるからとも、水音が尺八の音色に似るからとも伝える。

古くこの辺りは栗栖野(くるすの)といわれた。淳和天皇は栗栖野に遊猟し、「続日本後紀」天長一〇年(八三三)九月二五日条に「便幸綿子池、会神祇少副大中臣朝臣磯守、放所調養隼、払水禽、仙輿臨覧而楽之」とみえ、付近に綿子池(わたごいけ)のあったことが知られるが、その名は早くすたれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む