精選版 日本国語大辞典 「尻取」の意味・読み・例文・類語
しり‐とり【尻取】
〘名〙
② 文字つなぎの遊戯。前の詩歌や文句の終わりのことばを、次の句の頭に置いて、さらに順々に言い続けてゆくもの。「お正月は宝船、宝船には七福神、神功皇后武の内、内田は剣菱七つ梅、梅松桜の菅原で…」「牡丹(ぼたん)に唐獅子(からじし)竹に虎、虎をふまえる和藤内、内藤様はさがり藤…」の類。あとつけ。しりとりうた。
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一二下「しり取りで蔵人一首やりこめる」
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