尼法師(読み)アマホウシ

デジタル大辞泉 「尼法師」の意味・読み・例文・類語

あま‐ほうし〔‐ホフシ〕【尼法師】

出家した女性。尼。尼僧
[類語]尼僧比丘尼禅尼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尼法師」の意味・読み・例文・類語

あま‐ほうし ‥ホフシ【尼法師】

〘名〙
① 出家して尼となった女。比丘尼(びくに)
狭衣物語(1069‐77頃か)三「はやうはやう、あまほうしになり給ひね」
② 尼と法師
※栄花(1028‐92頃)花山たづぬる中納言「又いかなる頃にかあらん、世の中の人いみじく道心起してあまほうしになり果てぬとのみ聞ゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の尼法師の言及

【尼】より

…出家して仏門に入った女性のこと。比丘尼(サンスクリットbhikṣuṇīの音写),尼法師ともいう。ふつうは戒律を守り,剃髪して,法衣を着るが,有髪のまま尼になることもある。…

※「尼法師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android