精選版 日本国語大辞典 「尼」の意味・読み・例文・類語
あま【尼】

に【尼】
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出家して仏門に入った女性のこと。サンスクリット語のビクシュニーbhiku
īの音写語である「比丘尼(びくに)」の略で、「あま」という読み方は、パーリ語のアムマーammā(サンスクリット語ではアムバーambā。母の意)からきたといわれる。尼法師、尼御前(あまごぜ)、尼前(あまぜ)などともいわれ、在家のままで剃髪(ていはつ)した女性を尼入道(あまにゅうどう)、尼女房(あまにょうぼう)などといった。尼の起源は古く、原始仏教の時代からあり、最初の尼となったのは、仏陀(ぶっだ)の養母であるマハーパジャーパティーMahāpajāpatīであったといわれる。男子出家者の比丘よりも戒律は厳しく、比丘の二百五十戒に対して、比丘尼の三百四十八戒ともいわれ、教団におけるその地位も概して比丘より低かった。『日本書紀』によると、日本での最初の尼は、飛鳥(あすか)時代の善信尼(ぜんしんに)ら3人で、彼女らの住んだ桜井寺は最初の尼寺である。
[松本史朗]
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…仏教の出家修行者に対する総称。とくに男性を僧とよぶのに対し,女性は尼(あま)とよび,あわせて僧尼ともいう。〈僧〉とはサンスクリットのサンガsaṃghaに対する音写語で,僧伽(そうぎや)とも書き,衆,和合衆と訳す。…
…出家して戒を受けた女性,仏教教団の正規の女性出家者。尼僧のこと,単に尼(あま)ともいう。サンスクリットbhikṣuṇī,パーリ語bhikkhunīの音写。…
※「尼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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