尼額村(読み)あまびたいむら

日本歴史地名大系 「尼額村」の解説

尼額村
あまびたいむら

[現在地名]岩泉町尼額

岩泉村の西に位置。北寄りを西から東に小本おもと川が流れ、耕地はこの川の流域に開ける。小本街道が通る。正保国絵図に村名がみえ、高三六石余。元禄十郡郷帳による〆高は田方一斗余・畑方八八石余。安永五年(一七七六)の宮古代官所支配高帳(小笠原文書)では高九七石余、うち蔵入高一五石余・岩間将監給地八一石余。慶応三年(一八六七)の田畑収納米銭取調帳(伊香文書)では蔵入地の免一ツ八分一厘五毛、出米二石七斗八升七合、岩間氏給地は金目高で一石につき銭一貫五〇〇文で出銭一二二貫五六四文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android