岩泉町(読み)いわいずみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岩泉〔町〕
いわいずみ

岩手県北東部,太平洋に注ぐ小本川中流の山間盆地にある町。1922年町制。1956年大川村,小本村,安家村,有芸村の 4村と合体,翌 1957年小川村を編入。町名は岩層から水が出ることによる。町域の大部分が山林原野で,昔からウマの産地であったが,1930年乳業会社が入って乳製品を生産したため山地での酪農が発展。広大な町域は観光資源に恵まれ,日本三大鍾乳洞の一つである龍泉洞があり,「岩泉湧窟およびコウモリ」として,また日本最長鍾乳洞といわれる安家洞イヌワシ繁殖地が国の天然記念物に指定されている。西部は外山早坂高原県立自然公園に属し,シラカバの美しい早坂高原がある。東部の太平洋沿岸部には,茂師海岸(もしかいがん)や展望の名所熊の鼻があり,三陸復興国立公園に属する。JR岩泉線三陸鉄道北リアス線が通じ,国道45号線,340号線,455号線が通る。面積 992.36km2(境界未定)。人口 9841(2015)。

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