尾之間村(読み)おのあいだむら

日本歴史地名大系 「尾之間村」の解説

尾之間村
おのあいだむら

[現在地名]屋久町尾之間

さかい川を境にはら村の西にあり、西はすず川を境に小島こしま村、南は海に面し、北は山岳文禄検地では栗生くりお村の小村として扱われ(三国名勝図会)、その後安房あんぼう村の小村となった(薩藩政要録)。明暦三年(一六五七)頃の屋久島大絵図(県立図書館蔵)に村名がみえる。享保一一年(一七二六)検地帳(野村兼太郎氏収集文書)では高四四石余、水田一町九反余があり、一六家部、男一〇四・女九二、馬一七。二枚帆一〇石積船三・鰹網四を有し、御蔵地一筆がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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