居土村(読み)いつちむら

日本歴史地名大系 「居土村」の解説

居土村
いつちむら

[現在地名]大鰐町居土

折紙おりがみ川が三ッ目内みっめない川に合流する地点に位置し、北に三ッ目内村、西に支村折上おりがみ新田、南に支村高野こうや新田がある。

貞享四年(一六八七)検地帳によれば、田畑屋敷合せて二九町四反九畝二〇歩、村高一三八・〇八三石とある。うち田方は一三町二反四畝一一歩、一〇〇・五四三石、上田から下々田まで設定され、中田が四町二反八畝一七歩、三八・五七一石、下田四町二反五畝八歩、二九・七六九石とあり、畑方は一六町二反四畝二一歩、三七・五四石、上畑から下々畑までで、下々畑が八町九反六畝二七歩、八・九六九石、屋敷二反九畝一歩に一畝二歩の郷蔵屋敷が含まれる。そのほかに開発可能な田畑地が二二町八反二畝二歩あり、漆林が二ヵ所で二反二畝一二歩、漆木は二千二七五本、留山が二六ヵ所ある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android