層状含銅硫化鉄鉱鉱床(読み)ソウジョウガンドウリュウカテッコウコウショウ

デジタル大辞泉 「層状含銅硫化鉄鉱鉱床」の意味・読み・例文・類語

そうじょうがんどうりゅうかてっこう‐こうしょう〔ソウジヤウガンドウリウクワテツクワウクワウシヤウ〕【層状含銅硫化鉄鉱鉱床】

主に黄鉄鉱磁硫鉄鉱黄銅鉱などの集合体からなる層状鉱床。海底火山活動による生成物が、広域変成作用を受けて形成されたものと考えられる。日本では愛媛県別子銅山典型で、別子型鉱床ともいう。キースラーガー

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最新 地学事典 「層状含銅硫化鉄鉱鉱床」の解説

そうじょうがんどうりゅうかてっこうこうしょう
層状含銅硫化鉄鉱鉱床

bedded cupriferous iron sulfide deposit

おもに黄鉄鉱・磁硫鉄鉱からなり,黄銅鉱を混じえ,ふつう,珪酸塩鉱物に乏しい緻密塊状の硫化物集合体からなる層状の鉱床。含銅硫化鉄鉱鉱床とも。閃亜鉛鉱斑銅鉱磁鉄鉱などを少量伴う。かつて層状含銅黄鉄鉱鉱床と呼ばれたが,磁硫鉄鉱も伴うことから,この名称となった。広域変成帯の苦鉄質火山岩起原の変成岩に伴って産する例が多く,日本の三波川帯の別子・佐々連鉱床などがその好例。別子型鉱床とも。ヨーロッパのカレドニア・バリスカン造山帯などにも多くの例がありキースラーガーと呼ばれる。海底火山活動による苦鉄質火山岩類またはその変成岩類に伴うこと,堆積岩・化学的沈殿岩を含む母岩と調和的であることから,火山活動に伴う熱水性堆積鉱床と考えられ,火山性塊状硫化物鉱床のうちの別子型鉱床に分類される。キプロス型との相違はオフィオライト層序を伴わないこと。銅・硫化鉄鉱の資源として重要。海嶺熱水鉱床(ワイマス海盆など)との類似性が指摘されている。

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