履替える(読み)ハキカエル

デジタル大辞泉 「履替える」の意味・読み・例文・類語

はき‐か・える〔‐かへる〕【履(き)替える】

[動ア下一][文]はきか・ふ[ハ下二]
履物ズボンなどを別のものに替える。「濡れた靴下を―・える」
まちがって人の履物を履く。はきまちがえる。
「おれが草履長刀なぎなただらうが鑓だらうが、―・へられては済まぬぞ」〈滑・浮世風呂・前〉

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精選版 日本国語大辞典 「履替える」の意味・読み・例文・類語

はき‐か・える‥かへる【履代・履替・穿代・穿替】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]はきか・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙
  2. 他の履物やズボンなどにかえてはく。
    1. [初出の実例]「足袋も古いのと履替(ハキカヘ)やれ」(出典滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三)
  3. まちがって他の履物やズボンなどをはく。はきまちがえる。
    1. [初出の実例]「もときよの朝臣に、くつをはきかへられて、かへしやるとて」(出典:江帥集(1111頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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