山上様(読み)サンジョウサマ

精選版 日本国語大辞典 「山上様」の意味・読み・例文・類語

さんじょう‐さまサンジャウ‥【山上様】

  1. 修験道の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)の俗称。奈良県金峰山(きんぶせん)において、蔵王権現を感得したといわれる。
    1. [初出の実例]「こちらの与兵衛が山上様へ嘘ついた其咎(とがめ)が」(出典浄瑠璃女殺油地獄(1721)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android